[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
いろいろと省きますが、結論から言うと、家族が一人増えました。
03
殺される!と判断してからの私の行動は、こう言う時には決してしてはいけないといわれるであろう行動のベストスリーに入るのではないかというものだった。
端的に言うと、暴れました。
死にたくない、死にたくないと暴れに暴れて、涙で顔もぼろぼろな私を見てようやく何かに気づいたらしい強盗さんは、静かに私の手を離してくれた。
そして「ここはどこだ」と「お前は誰だ」という二つの質問をして私が答えるとよくわからないという顔をした。
そして「今は何時代だ」とも。
「平成ですけれども」
「ヘイセイ?それは何だ?」
「へ?平成は平成ですが」
「・・・」
「・・・」
とりあえず、家にどうぞ。
ということがあって、話を聞いているとどうやらどっか昔からやってきてしまった人みたいで。
困っている人は放っておけないのが人の世ですよね。
「えっと、じゃあ、私の家で一緒に暮らしませんか?」
となった訳です、はい。
最初はすごい勢いで「何を考えてる!」「女子がたやすく男を家に上げるもんじゃない!」「どんな教育を・・・」などなど。
すごい言われようだけれど私の「困ってるんでしょ?」の言葉で渋々了承していた。
あれ?
こういう場合って普通は向こうが必死になって、私が渋々了承する場面じゃね?なんて思ったけれど、そんなことはもうどうでもいいことだ。
ということで、私に家族が増えました!
続
やっぱり何も考えてないよこの子w
≪ 転生 6-13 | | HOME | | 転生 6-12 ≫ |